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「あ・・・・・あの?」 ・・・ ・・・・ ・・・・・ ・・・・・・ 「い、今の言葉、僕に言ったんですか・・・?」 「お前しかいないだろ!俺の前にいんのは!」 は。やばい。今トリップしてた。 こいつが変なこと言ってくれたおかげで現実に戻ってこれた。 つい、ツッコんじまったよ。 「・・・・・・あ、あい?」 そうだ。 俺はなんでこいつのこと見てたのか。 なんでこいつのこと気になってたのか。 やっと今分かったぞ。 俺はこいつのこと、好きなんだ。 好きだから、こんなに気になってたのか。 こんな、冴えなくて平凡な男・・・・・ 愛しすぎる。 やっとすっきりしたぜ。 やっと俺の不機嫌は解消されたようだ。 「俺、お前のこと、好きだ。」 「好きで、好きで好きで好きで堪らないんだ。 俺はここ最近、あんたのことがなぜか気になって機嫌悪かったんだ。ずっとずっとあんたのこと気になってた。 それが今分かった。」 「愛してんだよ!」 駄目だ。こいつを俺のモノにしないと気が済まない。 というか、こいつが俺の手元にないと俺が狂いそうだ。 「あんた、今誰か好きな奴いんのか!?」 「え・・・・い、いないけど・・・・・」 「なら、俺じゃ駄目か!?俺とつき合おう!! お前のこと、こんなに愛してる奴、他にいるか!? 俺は、お前のこと守るよ。何からも守る。 ぜってー幸せにしてやる。」 ・・・・・俺って、こんなに熱い人間だったのか。 考えるより先に口が動いている。 「なあ、あんたが好きなんだよ!!!」 「ほ、本当に」 「本当だよ!」 「ば、罰ゲームとか」 「なんだよ罰ゲームって!んな、罰ゲームなら全然罰じゃねーよ!進んで罰ゲームやるよ!」 「・・・・か、仮に僕のこと好きってのが本当なら、その相手に"あんた"って言うのは、し、失礼なんじゃ・・。」 「あ・・・・・すまん。それと、仮じゃねーから。」 「ぼ、僕は、君のこと知らないんだ・・。」 「つき合ってく内に知ればいいじゃんか。」 「・・・ぼ、僕は、君の言ってることが信じられない・・。」 「こんなに言ってんのに信じてくれないのか・・・・・。じゃあ、どうすりゃ信じてくれんだよ!!」 「え・・・・・えっと、、、、えっと・・・・・・・・。 あ。・・・・ぼ、僕のこと迎えに来てください。朝・・・毎朝。」 「迎え?」 「は、はい。毎朝です。毎朝ですよ。1日も欠かさず・・。えっと、、、1週間・・・・1ヶ月、毎朝です・・・。」 「1ヶ月、毎朝迎えに行けば、あんた、俺とつき合ってくれんだな?」 「え・・・・・つきあ・・・・・は、はい。い、いですよ・・・。」 「よし。迎えに行ってやる。1ヶ月と言わず、一生迎えに行ってやる!」 1ヶ月、毎朝迎えに行くだけで、こいつとつき合えるんだ。 な、なんて幸せな条件なんだ。 こいつと・・・・・毎朝・・・・・・・・・・・ 想像するだけで鼻血出そうだ。 「よっしゃ!あんたと恋人同士になれんだ!!」 「・・・・こいびと・・。 ・・・・・・・また"あんた"って言った・・・・・。」 「な、あんたの名前なに?」 「・・・・・・・・・・それ位、し、調べてください。 ・・・・・・僕を好きなら。」 それから1ヶ月後に、俺はあいつと晴れて恋人同士になった。 あいつは苦い顔してたけど。 俺はすっげー幸せだ。 完璧な男、俺は平凡な男、松永 三という最高にかわいい恋人を手に入れた。 |